2017/06/11

フロントフォーク インナーチューブ 錆取り作業の続き

 前回はここまで。インナーチューブの錆穴を溶接で埋めた箇所をやすりとリューターで削ります。しかし埋めた溶接を削るのはとても大変でした。
 まず第一に溶接が固くてなかなか削れないこと。まぁとにかく削っても削ってもそう簡単には減ってくれませんでした。そして手作業でインナーチューブのように綺麗に丸く削ることが出来ないからです。

 何度新しいインナーチューブを買った方がいいと思ったことか。本当に何度も挫折する程削りにくくて困り果てました。でも整備を怠って錆びさせてしまった自分への戒めにこれを直して使うと決めた以上は根気で作業をしましたが、同じネタでブログを探しここにたどり着いた方には僕と同じことをするのはお勧め出来ないです。素直に買い直しましょう。(苦笑)

 最初はドレメルのリューターで削りましたが一気に歯がボロボロになってしまうので、まずある程度の所まで手作業でヤスリ棒を使って削り、最後の仕上げだけリューターでやすり掛けを行う事にしました。

 何とか完成したのがこちらです。手で触ると若干凹凸が分かりますが、アウターチューブの中に沈み込まない部分なので真円でなくても構わないので見た目が綺麗ならそれでヨシとしました。


これを不二WPCでDLC処理して貰います。