カバーを外して、キャリパースクリュー3本を緩めて外します。
キャリパーが2つに割れました。
見えづらいですがbremboの型番が9278.05と打ってあります。P32Gですね。
ブレーキパッドを抑えているスプリングパッドを抜きます。ブレーキパッドはブレーキパッドピンが抜かなくても外せます。
クリップを抜いてからブレーキパッドピンを抜きます。
抜いたクリップとブレーキパッドピンを見れば、先にクリップを外さないとブレーキパッドピンが抜けない理由が分かります。
先日購入したキャリパーピストンツールを使ってピストンを外します。そのまま引っ張るとピストンはなかなか抜けないので、ピストンを回すようにじわじわ動かすと外れ易くなります。
ピストンが外れました。残りの3つも同様に外します。外したピストンは外側が傷付かないように保管します。
ブレーキキャリパーの分解が出来ました。参考情報としてキャリパー裏面に刻印されていた型番は左フロント表用が「A084」、右フロント表用が「A085」、背面用はどちらも「9278.05」でした。
今後のメンテナンスの為に計測します。まずシールはピストンシールとダストシールの2枚式です。ある雑誌の記事に書いてありましたが、同じbremboでもレーシングモデル等のCNC削り出しキャリパー(高い方のbremboキャリパー 苦笑)ピストンの動きを良くする為にダストシールは無いそうです。すげーな。
ピストン入口側にあるのがダストシールです。細くて小さい方です。外径36mm、内径32mm、厚さ2mmです。
ピストン奥側にあるのがピストンシールです。太くて大きい方です。外径38mm、内径32mm、厚さ3mmです。(内径はどちらも32mmなのは当たり前ですが)
bremboピストンシールは色々なところでキット販売しているので、この機会に取り替えたいと思っています。