2017/01/06

ミになる図書館 クロモリボルト編

 言い尽くされた事ですが、ちょうど今ハンドル周りのネジを一新しようとしているので材質の特性をもう一度おさらいです。

 クロモリボルトは大きく2つあります。JIS規格最強区分12.9のSCM435はクロモリ鋼で熱処理、区分10.9のSCM435は普通のクロモリ鋼です。
 クロームモリブデン鋼(クロモリ鋼)は、とにかく硬い!!!んだけど、変形し始めたら破断する迄はあっと言うで曲がり始めたと思ったらすぐボキッ!と一気に折れます。メーカー純正ボルトの材質は何故クロモリ鋼を使わないのか。もし事故が起きた時に折れてどっか行っちゃう位なら曲がった方が事故が大きくならないから。

ねじサイズが同じであれば強度アップはOKだけど剛性アップにはならない。剛性を上げるにはねじサイズ自体を上げよう。ちなみにバイクは真ん中が一番剛性が強いので、端っこばかり強くするとバランスが悪くなります。